海南自由貿易港が次のステージへ — 2025年12月18日から全島ゼロ関税・税制優遇スタート

2025年12月18日、中国・海南自由貿易港は全島における「封関(ぜんかん)運営」を正式に開始しました。この制度により、海南島全域が特殊な税関監督管理区域となり、貿易・投資の自由化が大きく進展します。最大の目玉は輸入関税の大幅なゼロ化。従来1,900品目だった「ゼロ関税」対象が約6,600品目へ拡大し、輸入品全体の約7割が関税免除の対象になります。これにより海外からの原材料や製品が一段と自由に流入でき、企業の調達コスト削減や新規事業促進が期待されます。さらに、加工増値率30%以上の製品については、海南で加工した後に中国本土へ移出する際の関税が免除され、付加価値創出にも強力なインセンティブが与えられます。税制面でも、特定産業に対する企業所得税15%、個人所得税の実効税率上限15%など、大規模な優遇措置が導入され、海外企業・人材の誘致を後押しします。これらの包括的な開放政策によって、海南はアジアの国際自由貿易港としての競争力を一段と高め、貿易・投資の活性化が進むと見られています。


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